ブルゴーニュ地方で作られる牛乳製ウオッシュチーズです。トロリととろける中身、表皮の強い香りとはうらはらにエレガントな食感と風味・・・。
16世紀ごろ、エポワス村に入ってきたシトー派の修道士が作ったのがはじまりといわれています。製造の初期段階で、チーズの表面を洗いながら熟成作業をするのですが、この時に、水または塩水にブルゴーニュの地酒マールを入れ、徐々に濃くしながら磨いて仕上げます。ラヴェ(洗うタイプのチーズ)の中でもひときわ強く個性的な香りを放ちますが、これこそがエポワスの醍醐味でもあります。
冬は完熟のトロトロを、夏はやさしい熟成が好まれます。
17世紀に実在した美食家ブリヤ=サヴァランは、「チーズの王者」とこれを賞賛し、ナポレオン1世は、バーガンディの銘酒シャンベルタンと合わせることに執着しました。飲み物はボディーのあるブルゴーニュの中から選んでください。
商品コード: Epoisses_h
エポワス・ドゥ・ブルゴーニュ・ハーフ(約125g)
販売価格:¥2,060
税込