西暦732年、南スペインから進軍したサラセン人は、ポワティエでシャルル・マルテルに討たれ敗退しましたが、彼らはそれまでにこのポワトー地方に山羊の飼育法とチーズの作り方を伝えました。
シャビシューはアラブ語のシャビからきた言葉で、シェーヴル(ヤギ)の意味です。今ではこの地方はフランス一の山羊の一大飼育地になっています。熟成の若いものはきめが細かくしっとりとした白い中身で、なめらかに口の中で溶け、程よい酸味とクリームの味わいがあります。熟成が進むと表皮も固くなり、白カビや青カビにおおわれます。中身がボロッとこわれる固さになるころ、山羊独特の香りとコクが頂点に達します。
商品コード: Chabichou-du-Poitou
シャビシュー・デュ・ポワトー・ホール(約150g)
販売価格:¥2,800
税込